元号(和暦)の改定に関して
天皇陛下の退位に関して、ちょっと違和感を感じています。
いや、退位がどうのこうのというわけでなく、退位の時期が4月とか5月とかということです。
えっ、それが何が何が違和感だって?
そもそも和暦は中国の歴から取り入れたものですが、
中華帝国では皇帝が崩御し、新皇帝が即位すると、基本的に前皇帝の功績を鑑みて、歴が改まる(1月1日(旧暦))まで、歴の改元をせず、そのままだったのです。
(一例として、宋の太宗は兄の太祖が崩御した後、すぐ歴を変えたので、兄に対する暗殺疑惑がもたれています)
いや、中国と日本では違うから、という意見もありますが、もともと元号は中国から倣ったもののですし、さらに明治期からの「一世一元の制」自体、明朝からとったものです。
ところが元号を元日(1月1日)に改元せず、4月だの5月だのなんか中途半端な改元をしようとしているようです。
自分はよくわかりませんが、昭和64年と平成元年が同学年というと状態はいろいろ困ったことがあると思います。
歴の改変については個人的に自分はこう思います。
・前帝の功績を鑑みて、改元は1月1日にする(2020年1月1日)
・改元を1月1日にすることによって、同学年の元号が不統一にならないようにする
・その間じっくりと新しい元号が作れる
どうでしょうか?みなさまのご意見をお聞きしたいです。